2012年5月9日水曜日

ギャラドス育成論

ギャラドス育成論(2013.5追記)
メインウェポンの火力が低いのが難点のポケモンですが、弱点は少なく、威嚇による後出し性能の高さで使い勝手は良いです。

めざ氷で弱点を突かれやすいボーマンダとは違って、電気技をサブウェポンで持っている相手は環境的にも少なめなので、ウォッシュロトムやボルトロス、サンダーといった電気タイプにのみ気を付ければ良いという利点があります。(ギャラドス対策のためにめざ電気などを持たせていることもありますがレアケース)

岩タイプにも弱点を突かれますが、岩タイプでメジャーなのはバンギラスくらいで、更にその岩タイプにタイプ一致水技で弱点を突けるため、岩タイプの後出しを許さないのが水+飛行の優秀なところだと思います。 (威嚇でストーンエッジも耐えることができますしね。)

水飛行は弱点が少ないだけでなく、炎・水・地面・格闘・虫・鋼といった重要なところに耐性があるのがエライ。そのためウルガモス、ハッサム、マンムー、ヒードラン、物理竜など、レートで使われる数々の面々に強いです。

今回ギャラドスの採用にいたって考えたことは、ウルガモスやバシャーモ(オワコン?)を受けたいということ。それでいてキノガッサなどに起点にされるのも避けたい。天候パにもそこそこ強くし、更にドラゴンに対してもそれなりに役割を持たせたい。(ガブに対しては後出しが可能、カイリューには対面から打ち勝て、ラティオスも一回竜舞後なら逆鱗で落とせる)

ということで次の型を作成しました。

ギャラドス
性格:ようき
特性:いかく or じしんかじょう
持ち物:ドラゴンジュエル、ラムの実、たべのこし、オボンのみ、命の珠など
技:たきのぼり げきりん(or 氷のキバ) りゅうのまい ちょうはつ(or みがわり、でんじは)
その他:アクアテール、こおりのキバ、ストーンエッジ、じしん、とびはねる など

L50 189 149 116 x 121 138 耐久44793
努力値 148 28 132 0 6 196

技構成に関してはテンプレの1つです。
基本的にギャラドスは攻撃技2つ+補助技2つが良いと考えています。
その組み合わせには色々ありますが、
攻撃技を2つしか持てない関係上、竜舞後に狩れる範囲を広げるために水+竜にしてあります。ナットレイで止まりますが、ギャラドスでは特殊にして大文字でも持たせない限り突破は困難です。一応、竜舞積みまくれば可能性はあります。

ウォッシュロトムがいた場合は非常に選出し辛くなってしまいますが、受けに来るウォッシュロトムや、サンダー・ボルトロスなどの電気ポケモンを意識した立ち回りをするならストーンエッジも良いです。ユキノオーやカイリュー、ギャラドスミラーにも刺さります。
ロトムやサンダー、ラティなどに刺さり、終盤動きやすくなるでんじはも候補になります。
(電磁波が無効の地面には元から有利で、ウルガモスと対面したときに交代先にも一貫して刺さる)

WロトムのHPが1/4程度削れている状態なら、竜舞ジュエル逆鱗で落とせます。

耐久面:
威嚇込みでA補正バシャーモの珠跳び膝+珠エッジ耐え
威嚇なしでA補正バシャーモの珠エッジ耐え
威嚇込みで陽気ガブのつるぎのまい逆鱗耐え
威嚇込みで陽気ガブのエッジ2耐え
威嚇込みでいじっぱりガブの逆鱗2耐え
威嚇なしで陽気カイリューのハチマキ逆鱗(1舞逆鱗)高乱数耐え
威嚇なしでいじっぱりドリュウズの珠いわなだれ耐え
ひかえめキングドラの眼鏡流星群耐え
 
攻撃面:
竜舞後逆鱗でラティオス確定1
ジュエル逆鱗でキングドラ確定1
ジュエル逆鱗でガブ高乱数1(対面でなら舞えば良いが、後出し時にスカーフ警戒で舞えないケース)
ジュエル逆鱗+逆鱗でH252マルスケカイリュー確定

ウルガモスには後出しが安定します。(めざ電持ちはかなりレアケースなので考えなくて良いと思います。)ガブに対してもハチマキ以外なら後出し可能。ハッサムに対しても相手に有効打がないことが多いので積みの起点にできます。ブルンゲルに対しても鬼火をちょうはつで阻止して積みの起点w

格闘に対して役割を持てますが、タイプ一致飛行技を持てない関係でローブシンは厳しいです。
しかしこれだけ広い範囲を見ることができれば十分な活躍が見込めるポケモンです。


素早さに関して:
最速70族+4、準速85族抜き
一舞で207(最速130族+7)
二舞で雨下でのひかえめキングドラ抜き
陽気最速にするパターンもありますが、この型では耐久を重視しています。
最速にしてしまうと、受けたいポケモンを受けられなくなるからです。
最速ヒードランに関してはちょうはつと竜舞があるので問題ないです。
素早さ調整の激戦区ですが、キノガッサ抜き調整くらいのポケモンなら抜かせます。
これくらいの素早さでも、遅いサンダーやウォッシュロトムは抜ける可能性があります。
ですが環境的にはマンムーやカイリューを抜ける最速の需要が高まっているので最速のがいいかもしれません。
 (これを作った当初は加速バシャーモをなんとかしたいと思って耐久に振ったのですがあまり見なくなりましたし・・・)


ギャラドスの型・技構成について
たきのぼり(水技) マンムー、ウルガモス、カバルドンなど仮想敵に対する役割遂行技。(水技がないとマンムーにタイマンで負ける可能性がある。)地味にひるみ効果が優秀で最後まで勝ち筋が消えない。クレセリアなどをごり押しで突破することも可能。
じしん 水技と範囲が被るので攻撃範囲はあまり広くない。強いて言えばドクロッグに有利だったり水タイプに打てるという程度。水技と両立は難しいので選択。
ストーンエッジ ユキノオーへの有効打。ギャラドスやボルトサンダーカイリューなど飛行全般にも打てる。割と範囲は広い。受けに来る水ロトムにも等倍で刺さり、削っていけるのが利点。ただし命中率に不安は残る。
こおりのキバ 相性補完として優秀な技。逆鱗のデメリットなしでドラゴンや草に打てる。4倍弱点持ちも多いのでそれなりに刺さる。・・が威力は低い。
アクアテール 確定圏内に入る相手が微妙に変わるのでお好みで。たきのぼりの命中100とひるみ狙いも悪くない。
とびはねる 最近割とまじめにアリな選択肢だと思ってます。1舞していれば受けられたとしてもその後の追撃で処理しやすいですし、相手からするとマヒ3割が怖くて交代しにくいという点があります。相変わらずウォッシュロトムは鬼門ですが、いないPTなら刺さることも多い。これを使うなら強化アイテム持たせて3ウェポン構成が良さそう。

ちょうはつ キノガッサや耐久全般を止める。カバルドンをほぼ機能停止にできる。
みがわり 挑発読みで交換されてもデメリットになりにくい。補助技を打たせたらアドバンテージになりやすいが積み技やトリル・ステロなどを阻止することはできないのでそれがデメリットになることも。ほえる・ふきとばし持ちに注意。


・特殊型(ハイポン、冷ビ、だいもんじ、めざめるパワー飛行、雷など) ナットレイやローブシンなどに繰り出せるようになります。が、火力不足なので眼鏡や帯などが必要です。



総じて言えばかなりポテンシャルの高いポケモンですが、タイプ一致飛行技を覚えなかったり、ちょっとした数値が足りなかったりで、やりたい仕事を完遂することは難しいです。それでも対応できる範囲はかなり広いです。

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